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間違えやすい【ビジネス敬語】ランキング! – あなたは正しく使えてますか?

2016/12/01 ビジネスマナー
この記事は約 8 分で読めます。

敬語は、相手や話題にのぼっているひとに対する敬意を表すためのことばです。

ビジネスシーンで敬語が使えないと、相手に不愉快な思いをさせたり、お客様の信用をなくしてしまうことになります。

 

ある調査(※)によると、ビジネス会話での不快感を経験したことのあるひとは43%。
不快感を感じた相手の第1位は「後輩」で、「上司」「顧客」と続き、

「敬語が使えていない上に、いきなりタメ語になる」
「敬語の使い方を間違えて、先方に失礼な物言いとなっている」

というコメントが多く寄せられたそうです。

 

そこで今回は、ビジネスシーンで間違えやすい敬語をランキング形式でご紹介していきます。
間違ったまま使われていることの多い表現についてもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!

 

※エン・ジャパン株式会社「ビジネス会話で感じた不快感」についてのアンケート
http://corp.en-japan.com/newsrelease/2015/3105.html

 

実は間違っていた!敬語ランキング

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使用頻度の高いビジネス敬語から間違えやすい表現を選び、インターネット上で回答してもらったところ、正解が半数以下のものが結構ありました。

 

第1位 『ご持参ください』

資料などを持ってきてほしいときに『ご持参ください』というのは間違いです。

“持参”は謙譲語(相手を敬って自分を低いところに置いた表現)なので、本来、相手へは使いません。

『お持ちになってください』『お持ちください』としましょう。

正答率:7.9%

 

第2位 『お召し上がりください』

“召し上がる”は“食べる”の尊敬語です。
召し上がるを依頼の形にすると『召し上がってください』が正しい表現となります。

『お召し上がりください』は、尊敬語にさらに尊敬の“お”をつけているので、過剰な敬語(二重敬語)であり間違いです。

ただし、“召し上がる”ということば自体の敬意が薄れてきたために、このような二重敬語が定着してきており、必ずしも間違いとは言い切れなくなっています。

正答率:23.7%

 

第3位 『とんでもございません』

“とんでも”+“ない” ではなく、“とんでもない”という1つの形容詞です。
“ない”の部分を“ございません”と変えることはできません。

『とんでもないです』『とんでもないことでございます』といった表現が正しい日本語です。

しかし、2007年の文化庁「敬語の指針」によると

「とんでもございません」(「とんでもありません」)は,相手からの褒めや賞賛などを軽く打ち消すときの表現であり,現在では,こうした状況で使うことは問題がないと考えられる。

とされています。

正答率:27.6%

 

第4位 『お休みを頂いております』

お客様から電話があって担当者が休みの場合、『お休みを頂いております』と伝えることがあります。

ですが、休みを与えているのは会社ですので、これでは自社に対して敬意を表していることになります。

『休みをとっております』というのが正しい表現ですね。

ただし、お客様あってのことという気持ち、もしくは、迷惑をかけて申し訳ないという気持ちを込めて『休みを頂く』という言い方をすると考えるひともいます。

正答率:36.8%

 

第5位 『○○様でございますね』

“ございます”は丁寧語ですが、自分側に関することに使われます。
相手側へは“いらっしゃる”を使いましょう。

お客様の名前を確認するようなときは『○○様でいらっしゃますね』が適切です。

正答率:50.0%

 

第6位 『ご覧になられましたか』

“見る”を“ご覧になる”と尊敬語にした上で、さらに尊敬語の“~れる”を加えているので二重敬語となり、適切な表現ではありません。

『ご覧になりましたか』で十分敬意を伝えることができます。

正答率:56.6%

 

第6位 『こちらになります』

『こちらでございます』が正しい表現です。

成る、為る、生る、鳴る などのことばを丁寧にした表現として『~なります』といっている場合は間違いではありませんが、なんとなく丁寧な感じがだせるからという理由で『~なります』をつけるのは間違いです。

・お探しの商品はこちらになります
・会議室は廊下の突き当たりになります
・全室禁煙になっております

このような表現は、バイト敬語と呼ばれますが、アルバイトだけでなく広い場面で使われるようになってしまっているので気を付けたいですね。

正答率:56.6%

 

第8位 『○○様はおられますか』

“おる”は通常“いる”の謙譲語として用いられますので、敬意を表したい相手に対して『○○様はおられますか』は間違った表現です。

『○○様はいらっしゃいますか』というのがいいでしょう。

正答率:60.5%

 

第9位 『~とおっしゃられました』

“おっしゃる”は尊敬語ですので、尊敬語“~れる”を加えると二重敬語となってしまいます。

『~とおっしゃいました』が正しい表現です。

正答率:73.7%

 

第10位 『ご苦労さまです』

“ご苦労さま”“お疲れさま”ともに相手の労苦をねぎらうことばですが、目上のひとに対しては『お疲れさまです』を使います。

お客様や上司に『ご苦労さまです』というと、失礼な印象を与えてしまいますので気を付けましょう。

正答率:85.5%

 

二重敬語になっていることば

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お見えになられる

『○○様がお見えになりました』『○○様がお越しになりました』などを使いましょう。

お話しになられる

『お話しになる』で丁寧な表現になっているので、さらに“~れる”という尊敬語は不要です。

お帰りになられる

『お帰りになる』で十分です。

 

実は敬意が込められていない、失礼なことば

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了解しました

『了解しました』には敬意が込められていません。
『承知しました』『かしこまりました』と言い換えましょう。

しばらくぶりです、お久しぶりです

『しばらくぶりです』『お久しぶりです』はくだけた表現ですので、ビジネスの場では『ご無沙汰しております』を使うのがいいでしょう。

お世話さまです

目上のひとには『お世話さまです』ではなく『お世話になっております』のほうが適切です。

参考になりました

“参考”は、自分の考えを決める手がかりにするものという意味なので、『勉強になりました』というほうがいいでしょう。

伺ってください

“伺う”は“聞く”の謙譲語です。
敬意を表すときには『お聞きになってください』といいましょう。

どちらにいたしますか

“する”の謙譲語は“いたす”、尊敬語は“なさる”です。
『どちらになさいますか』が正しい言い方です。

ご出席されますか

“ご(お)~する”は謙譲語のかたちですので、“ご出席する”に尊敬語“~れる”をつけるのは間違っています。

正しい尊敬の表現は『出席されますか』『ご出席なさいますか』となります。

 

バイト敬語といわれることば

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~円からお預かりします

『1000円お預かりいたします』が正しいです。

~でよろしかったでしょうか

“よろしかった”は過去形の表現ですので、『~でよろしいでしょうか』といいましょう。

~のほう

『ご注文のほうは・・・』『資料のほうを・・・』というのはおかしいですので、不要な“ほう”は取りましょう。

~のかたちになります

『ご負担いただくかたちになります』といえばやわらかく伝わると思ったのでしょうか。
間違った日本語ですので『ご負担ください』といいましょう。

 

使い方を間違えていることば

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お名前をいただけますか

(名前・電話・住所など)は、もらうものではないので、『お名前を伺えますでしょうか』『お名前をお聞かせいただけますか』などと確認するといいでしょう。

わたしには役不足です

“役不足”は、役に不満を抱くこと、力量に比べて役目が軽いことを意味します。

能力が足りないときは『力不足』を使いましょう。

お身体をご自愛ください

『ご自愛ください』は、お身体を大切になさってくださいという意味なので、“お身体を”は不要です。

二の舞を踏む

ひとのした失敗を繰り返すことを『二の舞を演ずる』といいます。
『二の足を踏む』と混同して『二の舞を踏む』が一般的に使われるようになったようですが、本来は間違いです。

間が持たない

時間を持てあましてどうしたらいいのかわからないことを『間が持てない』といいますが、『間が持たない』を使っているひとのほうが多くなってしまいました。

的を得る

『的を得た意見』というのは間違った表現です。
要点をうまくとらえた意見といいたいのであれば『的を射た意見』、理に適っている意見といいたいのなら『当を得た意見』となります。

 

ふさわしいことば選びが求められている

今回は、普段使っている日本語が正しいかチェックしてみましょう♪ とインターネットで呼びかけアンケートに回答してもらった結果をランキングにしました。

 

ここでご紹介したことばも、「許容範囲だからよし」「間違いは間違い、正すべき」などとひとによって意見がわかれていて、絶対に間違いともいえなくなってきているものがたくさんあります。

 

では、ビジネスシーンでの敬語はどうするのが良いのでしょうか?

上司や取引先などとの会話では、相手に悪い印象を与えないことが大切です。

間違いとされていることばを使わないのはもちろんのこと、ひとによってとらえ方がわかれることばは使わず他の表現にする配慮も必要です。

 

各場面でふさわしいことばを選ぶことができるかどうかが、ビジネススキルのひとつということですね。

この記事が、ことば選びの大切さを知るきっかけになれば幸いです。

 

 

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ライター紹介

ミワ

ミワ

ミワです。去年職場の先輩と結婚し、子供の出産を機に退職しました。今は専業主婦をやる傍ら、時間を見てブログをやっています。主人からよく職場の悩み事を相談され、その時のアドバイスが的をついているらしく、今では元同僚や後輩などからも相談を受けます。その体験を活かしたり、得意のエクセル技などをここでは紹介していきたいと思います。少しでもお役に立てれば嬉しいです!

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